2021年 : 流星群カレンダー

流れ星ピーク 流星群 一覧 年間カレンダー
流星群とは、夜空のとある中心から放射状に広がるように出現する多数の流星のことです。

流星群の出現は、毎年同じ時期に見れる定常群と、数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然出現する突発群に分けられています。

流星群ウォッチになれていない方々は、毎年同時期に見れる定常群が分かりやすく、星空鑑賞計画も立てやすいでしょう。なお、ピーク日時の予想時刻は過去データから求められている例年のピークを参考に予測しています。

これから見れる流星群のリストとして参考にしてください。

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2021年:主要流星群カレンダー
流星群名 活動期間 ピーク日時(月齢)
しぶんぎ 12月28日~
1月12日
1月4日00時
(月齢20)
こと 4月14日~
4月30日
4月22日22時
(月齢11)
みずがめη 4月19日~
5月28日
5月6日11時
(月齢24)
うしかい 6月22日~
7月2日
6月27日19時
(月齢17)
みずがめδ 7月12日~
8月23日
6月28日7時
(月齢9)
やぎ 7月3日~
8月15日
7月30日
(月齢21)
ペルセウス 7月17日~
8月24日
8月13日04時
(月齢4)
りゅう 10月6日~
10月10日
10月9日03時
(月齢3)
オリオン 10月2日~
11月7日
10月21日20時
(月齢15)
しし 11月6日~
11月30日
11月18日02時
(月齢13)
ふたご 12月4日~
12月17日
12月14日16時
(月齢11)
こぐま 12月17日~
12月26日
12月23日00時
(月齢19)


三大流星群:方角と条件

しぶんぎ座流星群:方角と条件

2021年しぶんぎ座流星群の日本における観測条件は あまり良くない です。

星図

見る方角と観測条件[しぶんぎ座流星群 星図]

観測情報

観測条件 ピーク時刻は22時と、一般的にも見やすい時間帯で好条件。ただ、月明り放射点付近にあるので目に入らない注意が必要。月がない方向を見つつ明るい流星に期待。
月齢 〈月齢20〉流星群の放射点が22時頃に昇りますが、明るい月も21時頃には昇ります。月明りは一晩中ある観測的には『良くない』条件。月の位置は『しし座』方向。
極大時刻 日本でのピーク時刻は夜間帯とベスト。ちょうど流星群の放射点があがり始めるころなので、観測条件としては良好。この好条件は日付が変わった4日未明まで継続。
見る方向 流星の出現位置は『北東』。流星は広い範囲で見えますが、流星放射点ちかくに月明りがあるので、月が視界に入らない方向を見て観測しましょう。
ピーク時間帯
(日本時)
【第一候補】1月3日22:00~4日夜明け。
【第二候補】1月2日22:00~3日夜明け。

ペルセウス座流星群:方角と条件

2021年『ペルセウス座流星群』の日本における観測条件は 絶好の条件 と非常に期待が高まります。あとはピーク時の好天を願うばかり。

ペルセウス座流星群:星図

見る方角と観測条件[ペルセウス座流星群 星図]

ペルセウス座流星群:観測情報

観測条件 2021年のピーク(極大)は、日本時間で8月13日 3時頃。ピーク前後数時間にわたって非常に多く(1時間あたり50個前後)の流星が確認できると予測。また、今年のピーク時では月明かり影響がなく観測条件としては非常に良好。
月齢 月齢3.9〜4.9:観測に良好
極大時刻 〈2021年8月13日 3時頃頃〉極大時刻は日本時間で早朝。とくに流れ星が多く観測されるピーク時間帯では月明かりのなく、夜間帯の12日深夜から13日夜明けまでがもっとも見頃。
見る方向 流星はペルセウス座を中心として出現。ペルセウス座流星群の放射点は、早朝3時ごろに真上からやや北東方向にあります。
ただ、流星は夜空一面にの出現するので、雲がなければどの方向を見てもOK。ピーク時は月明りもないため、市街地ではない方角を観察しましょう。
ピーク時間帯
(日本時)
【第一候補】8月12日 22時ごろ
【第二候補】8月13日 3時ごろ《流星ピーク》

ふたご座流星群:方角と条件

2020年『ふたご座流星群』の日本における観測条件は 好条件 となります。快晴の夜は非常に寒いです。厳冬向けの防寒ウェアで天体鑑賞してください。

ふたご座流星群:星図

見る方角と観測条件[ふたご座流星群 星図]

ふたご座流星群:観測情報

観測条件 2020年のピーク時刻は日本時間では昼間ですが、夜間は月明りがなく流星を見やすい。観測条件としては良好。
月齢 〈月齢0〉新月で好条件
極大時刻 〈12月14日 10時頃〉ピーク時刻は日本時間で14日昼ですが、月明かりのない夜間帯の14日未明と15日未明がもっとも見頃となります。
見る方向 ふたご座流星群の放射点は、21時ごろ東方向から昇り、深夜1時ごろには夜空のてっぺんに位置します。流星は夜空一面にの出現するので、雲がなければどの方向を見てもOK。ピーク時は月明りもないため、市街地ではない方角を観察しましょう。
ピーク時間帯
(日本時)
【第一候補】12月13日21時頃~14日日の出。
【第二候補】12月14日21時頃~15日日の出、12月12日21時頃~13日日の出


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