2022年 : 流星群カレンダー

流れ星ピーク 次いつ 年間 流星群カレンダー
流星群とは、夜空のとある中心から放射状に広がるように出現する多数の流星のことです。

流星群の出現は、毎年同じ時期に見れる定常群と、数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然出現する突発群に分けられています。

流星群ウォッチになれていない方々は、毎年同時期に見れる定常群が分かりやすく、星空鑑賞計画も立てやすいでしょう。なお、ピーク日時の予想時刻は過去データから求められている例年のピークを参考に予測しています。

これから見れる流星群のリストとして参考にしてください。

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2022年:主要流星群カレンダー
流星群名 活動期間 ピーク日時(月齢)
しぶんぎ 12月28日~
1月12日
1月4日06時
(月齢1)
こと 4月14日~
4月30日
4月23日04時
(月齢21)
みずがめη 4月19日~
5月28日
5月6日17時
(月齢5)
うしかい 6月22日~
7月2日
6月28日1時
(月齢28)
みずがめδ 7月12日~
8月23日
7月28日
(月齢29)
やぎ 7月3日~
8月15日
7月30日
(月齢1)
ペルセウス 7月17日~
8月24日
8月13日10時
(月齢15)
りゅう 10月6日~
10月10日
10月9日09時
(月齢13)
オリオン 10月2日~
11月7日
10月22日03時
(月齢25)
しし 11月6日~
11月30日
11月18日08時
(月齢24)
ふたご 12月4日~
12月17日
12月14日22時
(月齢21)
こぐま 12月17日~
12月26日
12月23日06時
(月齢29)


三大流星群:方角と条件

しぶんぎ座流星群:方角と条件

2022年しぶんぎ座流星群の日本における観測条件は 4日未明が好条件 です。

星図

見る方角と観測条件[しぶんぎ座流星群 星図]

観測情報

観測条件 1月3日は新月となり、月明かりの影響を全くうけずに観察ができます。近年まれに見る絶好の観察条件です。
月齢 〈月齢1〉と月明かりなく流星観測に好条件。
極大時刻 ピーク時刻は6時と、明け方と空が明るくなる時間帯で好条件ではありませんが、月齢1と暗いため3日夜半前から4日未明にかけてがオススメ。また、ピーク前後の数日でも多くの流星が見えます。
見る方向 流星の出現位置は『北東』を中心に放射状に広がります。流星は広い範囲で見えます。今年は月明りがないので、どの方向を見ても観測できるでしょう。
おすすめ時間帯
(日本時)
1月3日夜~4日夜明け。

ペルセウス座流星群:方角と条件

2022年『ペルセウス座流星群』の日本における観測条件は 良くなく 見える流星の数は、例年よりもだいぶ少なくなりそう。

ペルセウス座流星群:星図

見る方角と観測条件[ペルセウス座流星群 星図]

ペルセウス座流星群:観測情報

観測条件 2022年のピーク(極大)は、日本時間で8月13日 10時頃、前後数時間にわたって非常に多く(1時間あたり50個前後)の流星が確認できると予測。なお、普段より目立って多くの流星を見ることができるのは、11日の夜から13日の夜までの3夜。
月齢 月齢15:満月なので月明かりを視界に入れないよう、見る角度をかえて観測しましょう。
極大時刻 〈2022年8月13日 10時頃頃〉極大時刻は日本時間でピークは13日の日中です。
見る方向 流星はペルセウス座を中心として出現。ペルセウス座流星群の放射点は、午前3時ごろに真上からやや北東方向にあります。
ただ、流星は夜空一面にの出現するので、雲がなければどの方向を見てもOKですが、2022年は月明りがあるので月を避けて見ましょう。
オススメ時間帯
(日本時)
2021年は、例年の極大時の2倍以上に達する予想外の活動が観測されました。2022年に地球が同じ位置関係となるのは〈14日深夜23時台〉です。2021年と同じような予想外の極大が起こる可能性は高くはありませんが期待してみましょう

ふたご座流星群:方角と条件

2022年『ふたご座流星群』の日本における観測条件は 良い条件 となります。厳冬向けの防寒ウェアで天体鑑賞してください。

ふたご座流星群:星図

見る方角と観測条件[ふたご座流星群 星図]

ふたご座流星群:観測情報

観測条件 2022年のピーク時刻は日本時間では深夜早朝ですが、深夜には下弦前の比較的明るい月が昇り、月明かりの影響があります。そのため、月が高く昇らないうちの夜半前の時間帯の観察がおすすめ。全体的な観測条件としては良好。
月齢 月齢 14
極大時刻 予想極大時刻は12月14日22時頃
おすすめ時間帯
(日本時)
12月14日22時前に地平線から月が昇ってきますので(東京の場合)、月が高く昇る前の21時から真夜中0時頃が観察におすすめ。また、極大前日の12月13日夜から14日明け方は、一夜を通じて、空の暗い場所で1時間に15個程度の流星が見られるものと予想されます。
見る方向 ふたご座流星群の放射点だけでなく、どちらの方向にも現れるため、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。