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三大流星群を見てみよう

三大流星群 星空ライブカメラ 鑑賞 必要なもの
『天体観測』はかならずしも機材をそろえる必要はなく、そのなかでも流星群観測は、簡単な知識から始める星空ウォッチングです。
のんびり夜空を眺めながら流れ星を楽しむだけで、身も心もリラックスできるでしょう。

はじめるにあたってお金を使わなくて良いので、初心者にもハードルがありません。

流星群観測が気に入ったなら、星座の物語に想いをはせながら、星の位置をおぼえていくのも楽しいですよ。

夜空を見上げよう

天体観測機材を使用せず人の目で星を眺めるのには『眼視鑑賞・眼視観測』という二つの方法があります。

眼視鑑賞
天体を肉眼で楽しむ天体ウォッチング。流れ星を待つ間は、目標方向の星座を鑑賞。純粋に星を眺めるだけなので、気軽に始めてみましょう。
眼視観測
天体を肉眼で確認しつつ、数量的なものや流星の発光点や消滅点位置を記録。天体機器は使用せず、目撃した観測を情報として残します。

『観賞』は夜空を楽しみ、『観測』は星々への知識を深めます。

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星空ウォッチ

星空ライブカメラ

ハワイ:すばる望遠鏡



東京:大木曽観測所


東京:神宮外苑


福島:滝川渓谷




三大流星群

流星群は小規模なものから『三大流星群』のような大規模な流星群まで、年間をとおして幾つも見ることができます。

毎年定期的に多くの流星が出現する流星群を『三大流星群』と表現しています。この3つの流星群は「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」です。

しぶんぎ座流星群〈12月28日~01月12日〉
しぶんぎ座流星群(Quadrantids)は、年末年始にかけて流星を見せてくれる天体イベント。流星出現のピークは1月4日ごろなので、忙しい正月三ヶ日が明けてから一息いれる気分で楽しめます。
しぶんぎ座流星群は、毎年1月3日ごろから流星出現ピークを迎えますが、その最盛期の期間は数時間程度と短いため、ピーク時刻が昼間になるか夜間になるかは、その年によって変化するので、毎年が鑑賞日和にはなりません。


〈流星出現ピーク:1月4日ごろ〉

ペルセウス座流星群〈7月17日~08月24日〉
ペルセウス座流星群(Perseids)は、夏の天体イベントとして有名で、多くのメディアにも取りあげられる夏の風物詩。日本ではちょうど夏休み・お盆連休と重なるため、多くの団体・施設・地方自治体などが星空鑑賞会を開催します。
ペルセウス座流星群は、流星出現数が非常に豊富なうえ明るい流星が多いので、初めての天体鑑賞にはオススメ。また夏の夜の時間帯ということもあり、他の流星群鑑賞のように凍える心配はありません。鑑賞場所によっては虫の対策が必要になるくらいです。


〈流星出現ピーク:8月13日ごろ〉

ふたご座流星群〈12月04日~12月17日〉
ふたご座流星群(Geminids)は、一晩で出現する流星数としては年間最大の流星群。天候や観測時間帯の条件が良ければ、一晩で500個以上の流星を確認できます。これは1時間あたりの出現数に換算すると40個〜60個となり、さらに過去には100個以上も確認されています。
ふたご座流星群の流星も明るいため、初心者の天体鑑賞にもオススメです。


〈流星出現ピーク:12月15日ごろ〉

三大流星群も見れる流星年間カレンダー
年間『流星群カレンダー』一覧

流星鑑賞のそなえ

星空を見上げるのは夜の時間帯と周囲が暗くなります。一番お手軽で安全な観賞場所は自宅の庭やベランダなどになるでしょう。
自宅であれば、飲食品、防寒着のほか色んな物がそろっているので、初めての星空観賞会も簡単におこなえます。

ただ、都市部に住んでいると多くの光源(照明)が目に入ったり、空を照らすため星が見えにくくなるので、光の影響を受けない公園や野外にでかける必要があるかもしれません。

必須の星空観賞グッズ

懐中電灯
夜間の歩行や鑑賞ポイントまでの移動用。
携帯カイロ
冬季は使い捨てカイロ・ベンジンカイロが便利。複数あると暖かくより快適。
虫除けグッズ
夏季は蚊やアブなどの害虫を寄せ付けない虫除けスプレーや虫除けリングが必須アイテム。

自宅の庭であれ、公園であれ夜間に必要なのが手持ちライト(懐中電灯)。また、季節が夏ながら虫除けスプレー。冬なら防寒着や携帯カイロなどがあれば快適な星空ウォッチングができるでしょう。

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