熊本県の星のきれいなスポットにある天文台・プラネタリウムの特長から開館やアクセス情報を掲載。施設によっては宿泊もできるため、素晴らしい環境でゆったりと星空ウォッチングを楽しめます。
熊本の天文台
南阿蘇ルナ天文台
天文台の特長
- 熊本県南阿蘇カルデラ内、標高600mの大自然天文台
- 宿泊施設「森のアトリエ」に併設された私設天文台
- 九州最大級の口径 820mm カセグレン式望遠鏡
- 天の川やスバル星団の観察に最適な141mm天体双眼鏡
- 太陽のプロミネンスや黒点観測に対応する六連式太陽望遠鏡
- 天体専門スタッフ『星のコンシェルジュ』の解説
- 雨天に対応するデジタルプラネタリウム
- 併設のペンション西洋料理宿(オーベルジュ)
- クラシック生演奏が楽しめる『サロンコンサート』開催
南阿蘇ルナ天文台は、阿蘇の南郷谷とよばれる南阿蘇村の標高600mにある、洋館ペンション併設の私設天文台。
注目の天体観測機器は九州最大の口径 820mm 望遠鏡で、天体ショーの時には観測会なども開催。また、天候不順や雨天時には屋内のデジタルプラネタリウムが楽しめます。さらに、天体観測を愛するオーナーとスタッフが『星のコンシェルジュ』の名のもと、星座や星々の解説をしてくれます。
併設の宿泊施設『森のアトリエ』は1986年創業の小さなホテル。提供される料理は、自然派手作りフレンチ「阿蘇キュイジーヌ」。また、月に数回開催されるディナーコンサートを楽しみにしているリピーターも多い。
利用料金
『星のコンシェルジュ』のガイドで楽しむプレミアム星空体験ツアー(※プラネタリウムも天文台も楽しむことが出来ます)
- 通常料金
- 大人(中学生以上)¥5,000 小学生 ¥3,500 未就学児(4歳以上)¥1,000
- パック料金
- ★ファミリーパック(大人2名+子ども2名)12,000円 ★2名パック:9,000円 ★グループパック(3名以上〜):12,000円+4,000円/1名追加
- 開始時刻
- 20:00から:約60~70分
施設情報・アクセス
天文台名称 |
南阿蘇ルナ天文台 |
住所 |
〒869-1502 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川1810 |
電話番号 |
0967-62-3006 |
開館時間 |
20:00〜 |
定休日 |
要確認 |
予約 |
すべての体験は要予約、予約は当日13時より受付。(当日予約のみ、前日以前の予約不可) |
備考 |
月に数回、生演奏クラシック・ディナーコンサート開催 |
周辺施設 |
ペンション『森のアトリエ』 |
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清和高原天文台
天文台の特長
- 口径 500mm ニュートン式反射望遠鏡
- 天文台の屋根はスライディングルーフで全天観測が可能
- 阿蘇南外輪⼭の標高700mで360度⾒晴らし良好
- 清和高原天文台そばにあるロッジタイプの宿泊施設
- 清和高原天文台そばにあるカフェレストラン星座の森
- 敷地内には野の花が咲く散策路・芝生広場
- 寄贈望遠鏡の展示、季節の星座案内、天体写真などを展示
- 天文に関する書籍・雑貨などの販売
- 昼間の太陽観測やワークショップ、シミュレーションソフトを使った星空案内
- 社会科見学や部活動など、学校・団体様の受付あり
清和高原天文台は、阿蘇カルデラの南外輪⼭の山腹、⼭都町井無⽥⾼原(通称:清和⾼原)にあります。標高は700m、⾒晴らしが良く360度パノラマで自然がひろがっており、北側には阿蘇山、南側には1000m級の九州山地を眺望できます。
街明りも少なく空気も澄んでいるため、たくさんの星空が楽しめる最高のロケーションです。
『清和高原天文台』創立のきっかけは1987年11月、熊本県民天文台スタッフが現在の井無田高原でブラッドフィールド彗星の写真撮影に成功し新聞に取り上げられたことに始まります。
標高が700mと高く、空気が澄んでおり光害がないなど、天体観測の好条件がきっかけで、1988年に旧朝日小学校にて『第1回九州スターフェスタ』を開催。それから、毎年大勢の天文ファンが訪れるようになりました。
この取り組みが地域活性化につながるヒントとなり、旧清和村役場は清和高原天文台の建設に着工し、1993年(平成5年)4月に待望の天文台がオープン。初代台長は、天文学界における人口増加に努めた宮本幸男氏でした。
利用料金
清和高原天文台では毎日天体観測会を実施しています。(火曜日休館)
天体観測会では、2階観測室にある大型望遠鏡を使って、惑星や星団・星座のガイドをしています。参加するにはご予約が必要です。(有料)
- 観測料
- 高校生以上:510円 / 小中学生:300円 / 未就学児:無料
- 1回当たりの対応人数
- 15名以内(定員になり次第締め切り)
- 1回当たりの観測時間
- 30~40分程度
施設情報・アクセス
天文台名称 |
清和高原天文台 |
住所 |
〒861-3832 熊本県上益城郡山都町井無田1238−14 |
電話番号 |
0967-82-3300 |
営業時間 |
14時00分~22時00分(天候不良で観測出来ない日の夜は閉館) |
定休日 |
火曜日(GW、お盆、年末年始は営業) |
予約 |
現在、完全予約制です。必ずご予約をお願いします。 |
備考 |
清和高原の夜は夏でも冷え込みますので暖かい服装をご準備ください。冬期は必ず防寒着をお持ちください。 |
周辺施設 |
清和高原の宿 |
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熊本県民天文台
天文台の特長
- 全自動追尾対応 408mm 口径リッチークレティアン式反射望遠鏡
- 夜空を見渡せるスライディングルーフ式の天文台
- 晴れた週末(金・土・日)の夜は天文台を一般公開
- 見学の予約は不要、公開日の夜に随時受け付け
- 見学料金は無料(天文台維持は会員会費と募金によって運営)
- 団体を対象とした『星の観察会』の実施
熊本県民天文台は、1982年5月から市民への一般公開活動を約40年も続けている、アマチュア天文家によって造られたユニークな天体台(現在はNPO法人化)です。
ところが、2016年4月14日に発生した熊本地震により望遠鏡が倒壊破損。一時期は休館(休台)していましたが、2018年6月に募金・義援金によって耐震性の高い新しい望遠鏡の設置が実現し、公開を継続しています。
イベント活動として学校、地域、PTA、子供会、NPOなどの団体向けに、星の観察や天体学習、環境教育、天文講座などを実施しています。
同天文台の場所は、熊本市の中心部から南へ約15Km(直線距離)離れた南区城南町の『塚原古墳公園』にあります。『塚原古墳公園』には多くの古墳があり、天文台は塚原古墳公園の真ん中あたりに位置しています。
こちらの古墳は『九州自動車道』工事のときに、方形周溝墓から前方後円墳まで百数十基の古墳群が確認され、そのあと国指定の史跡となりました。また、古代の豪族達が200年以上にわたって古墳を築き続けたようで、付近には縄文時代の貝塚などもあり、古くから文化が栄えた場所となってます。
利用料金
- 大人
- 無料(楽しんだ分だけ、募金箱に入れていただけると助かります)
- 子供
- 無料
- 団体
- 学校や団体でご利用の際は事前にご相談
施設情報・アクセス
天文台名称 |
熊本県民天文台 |
住所 |
〒861-4226 熊本県熊本市南区城南町塚原2016 |
電話番号 |
0964-28-6060 |
公開時間 |
20時00分~21時30分 |
定休日 |
日曜日〜金曜日 |
予約 |
必要ありません(学校・団体は要事前連絡) |
備考 |
来館時に、住所・氏名・人数・携帯電話番号を用紙に記載。受付順に電子機器による天体観望のご案内 |
周辺施設 |
塚原古墳公園 |
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八竜天文台
天文台の特長
- 標高約500mからの眺望
- 大口径屈折望遠鏡で見るクリアな天体鑑賞
- のんびりくつろげるプラネタリウム
- 360°のテラスから見上げれる美しい星空
- 夜の自然体験学習や研修ができる宿泊施設
- 自然を眺めながらBBQも楽しめる
八竜天文台は、熊本県八代市坂本町の『八竜山』頂上にある天文台。
八代市街地から少し離れた山中にある天文台の標高は500m。展望台からは八代平野を見渡せ、宇土半島から天草諸島、さらには有明海をはさんで島原半島、雲仙普賢岳までもが一望できる。
また、大気の抜けが良ければ遠くは長崎半島、東彼杵半島まで見え、北側に目を移せば熊本市内や阿蘇山までも望めるロケーションです。
天文台の 6m ドームの回転は圧巻。天体観測機器は、日本最大級の口径を誇る屈折望遠鏡が自慢。 30cm EDレンズで見る星空は、反射望遠鏡とは違って、星々のようすがクリアで明るく観えます。 また、月が出ている時期であれば、スマートフォンを接眼レンズにセットして撮影もできます。
利用料金
- 入館料
- 大人:310円、小・中・高生:150円、幼児:無料
- 団体割引
- (有料入館者20名以上)大人280円・小人130円
施設情報・アクセス
天文台名称 |
八竜天文台 |
住所 |
〒869-6103 熊本県八代市坂本町中谷は335−2 |
電話番号 |
0965-45-3453 |
営業時間 |
13時00分~22時00分 |
定休日 |
火曜日・水曜日(夏休み期間は火曜日のみ)、年末年始(12月30日~1月1日) |
予約 |
天体観測会の予約、BBQ施設予約、宿泊ロッジ予約あり |
備考 |
現在、予約のみの特別開館。くわしくは要確認。 |
周辺施設 |
BBQ施設、宿泊ロッジ |
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ミューイ天文台
天文台の特長
- 西村製作所製50cmカセグレン式反射望遠鏡
- 五藤光学研究所製ピンホール式プラネタリウム:展示
- 映像ホールで「太陽系の旅」「銀河」オリジナル番組視聴
- 展示物は、惑星模型や、回る3D地球、クイズなどがあり。
- 大型望遠鏡で夜の天体観測できます。
- 龍ヶ岳山頂自然公園:併設
- 龍ヶ岳山頂キャンプ場:併設
ミューイ天文台は、熊本県上天草市にある名勝『龍ヶ岳』の自然公園内にある、気軽に星空を楽しめる天文台。
繁華街から遠く離れ、標高470mの龍ヶ岳山頂にあるミューイ天文台は、その素晴らしい環境が認められ『星空日本一』に選ばれたこともあります。
天文台施設には大型望遠鏡を備え、晴れていれば夜の天体観測では恒星や惑星、星団、星雲などの中から、その日に見頃の天体を見れます。
「星空日本一」に選ばれたこともある、標高470mの龍ヶ岳山頂にあるミューイ天文台は、気軽に星空を楽しめる施設です。大型望遠鏡を備えておりますので、晴れていれば、夜の天体観測では恒星や惑星、星団、星雲などの中から、その日に見頃の天体を観賞できます。
利用料金
- 館内見学
- 大人:200円、小中学生:100円
- 天体観測・館内見学
- 大人:400円、小中学生:200円
- その他
- 未就学児:無料、団体割引:25名以上10%引き
施設情報・アクセス
天文台名称 |
ミューイ天文台 |
住所 |
〒866−0201 熊本県上天草市龍ヶ岳町大道3360−47 |
電話番号 |
0969-63-0466 |
営業時間 |
13時00分~21時00分 《夕方は準備のためしばらく閉館する場合あり。落雷の危険がある場合、機器保守のため午後8時30分に閉館する場合あり。》 |
定休日 |
毎週月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、12月29日〜31日、1月1日 |
予約 |
不要(団体で利用される場合は事前に連絡) |
備考 |
館内での飲食・喫煙できません |
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